スタッフブログ

神奈川在宅緩和医療研究会

2019/09/27

9月24日、神奈川在宅緩和医療研究会に参加しました。

9月24日の神奈川在宅緩和医療研究会では、関東労災病院歯科口腔外科 周術期口腔管理センター 堀江彰久先生より「口腔がんを在宅で支えるには」というテーマでお話いただきました。

主な内容は以下の通りです。

・口腔がん治療について

・口腔がん患者末期の現状

・がんの社会的背景

・在宅での緩和ケアあれこれ

・がんリハ

・退院支援

舌癌・顎歯肉癌・手術・再建手術・放射線治療・緩和治療など様々な症例を用いてお話いただきました。

現在、口腔がんの治療は、原則手術が第一選択となりますが、転移の状況や高齢などにより手術ができない場合、化学療法や緩和ケアが行われます。緩和ケアは根本的な治療とは治療法や目的が異なります。

日本では高齢化が進んでいるため、口腔がんの患者様も高齢化が進んでいます。

高齢者が最期を迎えたい場所として、自宅を選ぶ方が半数以上をしめており、緩和ケアも本人やご家族の希望により、自宅に帰せるようにすることを目的として行う方が多くいらっしゃいます。

しかし、口腔がんは進行に伴い、大出血を起こす可能性や転移した場所によっては急変などがあります。

そのため在宅に以降した場合、

・訪問時に出血があった際に、すぐに出血部位が分からない

・出血をすると、家族が焦ってすぐに救急車をよんでしまう

・歯科治療に限界がある

などの様々な問題から、入退院を繰り返す方が増えているそうです。

がん治療において、歯科医療従事者が提供する口腔ケアや歯科治療が、より質の高いがん治療を提供するために重要な支持療法であることから、医科歯科連携が推進されてきましたが、今後、病院と訪問歯科・訪問診療を行っている医師の連携をより一層強化していく必要があるとのことでした。

引き続き様々な職種の立場からの在宅医療について学び、地域の皆様により質の高い食支援ができるよう努めていきたいと思います。

 

管理栄養士 金子

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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